アラフォー妊活日記〜3度の流産を経て出産

都内在住のアラフォー共働き主婦。結婚して1年半で3回流産をしました。2021年2月に4度目の妊娠が発覚。今度こそ、無事に出産できるのか、、、妊娠中の日々を綴ります。

術後、初めてのお酒〜幡ヶ谷Dubois

昨日は術後、初めて夕飯を外食&お酒を飲みました。約2か月半、飲んでなかったんですが、妊娠前と変わらず、美味しかった。笑

 

今夜は主人が友達と忘年会なので、私も両親と3人で忘年会。前から気になっていた、幡ヶ谷のビストロDuboisに行きました。ボトルで赤ワインを頼みつつ、前菜の盛り合わせ、オリーブのフリット、牡蠣とキノコのグラタンf:id:chiwawatokoara:20191130224655j:image

あと、以下のフリットと牛ハラミのステーキを食べました。

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どれも、ボリュームたっぷりでお腹いっぱい!両親と3人での食事は久々でしたが、独身時代を思い出して、なんだか懐かしい時間を過ごせました。

 

3度目の流産手術を終えて 漢方のおかげか早々に復活

ここまで全3回の妊娠〜流産を振り返ってきました。手術を終えたのは2019年11月22日なので、ここからはリアルタイムに次の妊娠に向けての治療などを綴っていきたいと思います。

今回、3回目の手術だったので術後のダメージはめちゃめちゃ大きいのかなとビビっていましたが、特に腰痛もなく、だるさもありませんでした。

 

いつもと違ったのは今回はなぜか、下痢をしたこと。手術当日は水炊きにしたので、お腹に優しいメニューしか食べてなかったんですが、翌日の土曜日、朝ごはんにパンとスープを食べて1時間ほどしたら腹痛&下痢。翌日の日曜日の夜まで、少しずつ治りつつも食べるとトイレを繰り返しました。(汚い話ですみません)

 

出血については術後1週間ほど続きましたが、むしろ つわりがなくなったので、体調的にはプラスマイナスだとプラスな感じ。もしかしたら、漢方のおかげかもしれません。

 

今回、3度目の流産が告げられた日、下高井戸でお昼を食べた後、「何か、体質改善しなければ」と思い、駅前の桃仁堂という漢方薬局に飛び込みました。平日の昼過ぎだからか、すぐにカウンセリングしていただくことができ、日頃の体調やこれまでの経緯をもとに、「婦人宝」と「鹿参仙」と「柴芍六君子湯」を処方してもらいました。

 

婦人宝は、妊娠中も飲まれる方が多いとのことで術前から、それ以外の漢方は術後から飲み始めたので、体調が早々に回復したのは、そのおかげかもしれません。ただ、婦人宝と鹿参仙は約1か月分で13000円、柴芍六君子湯は1日分で400円なので全て続けるとなると、1か月で2万5000円ほどかかります。なかなか続けづらい金額なので、保険の効く漢方治療をお願いしようかと、12月に東京女子医大東洋医学研究所を予約しました。ひとまず漢方診療を予約しましたが、針治療もされているみたいなので、一度行ってから鍼灸もお願いするか、相談してみようと思っています。

3度目の流産が確定し手術 点滴失敗されまくりで右腕が内出血

3度目の流産を告げられたのが火曜日。その週末、もうつわりもほぼなくなり、諦めていたものの、どうしても納得できず、無理を言って、それまで通っていた自宅近くの産婦人科へ行きました。

 

再度、見てもらいましたが、やはり心拍は聞こえず、サイズも火曜日から変わっていませんでした。「年齢を考えると、ありえないことではないんですよね。2度目の術後に不育症の検査もしたのであれば、今回も偶発的な染色体異常だと思いますが、成育医療研究センターで手術をするなら、念のため今回も胎児の染色体検査をした方が良いかもしれませんね」とのこと。1度、確認できなかった心拍が確認できるようになるなんて、ありえないとは思っていましたので、「やっぱり」という結果ではありましたが2度の確認で納得できたので、行って良かったのかなと思います。

 

そして、入院の日。手術の前日の10時に入院し、身長と体重を測ったら待機。14時にシャワーを浴び、麻酔の座薬を入れてもらい、15時からラミナリアの処置をしました。

 

2回目、痛い上に時間がかかって、失神してしまったのでビクビクしていましたが、今回は声を掛けてもらいながらだったのと、とてもスムーズに処置していただき、すぐに終わりました。先生によって、こんなにも違うとは!ここからは病棟を出られないので、本を読んだり、のんびりと過ごしました。

 

手術当日、12時からということで10時半頃から点滴スタート。若い看護婦さんで慣れていないのか、点滴しますねと腕を見つめられるんですが、なかなか血管が見当たらず。。満を辞して点滴の針を刺されたんですが、刺したあと何度もグイグイ押し込まれ、めちゃめちゃ痛い。しかも、うまく血管に入らなかったみたいで、「すみません‥。1回抜きますね‥」と。場所を変えて、もう一度チャレンジされましたが、またもやグイグイ押し込まれたのに、失敗だったようで、2度目も針を抜くと先輩看護婦さんが助けに来てくれました、、、。おかげで右腕は内出血で真っ青。結果的に先輩のおかげで3度目のチャレンジは成功しましたが、ここまで失敗されたのは初めてでした。泣

 

しかも、12時からの手術は押しまくりで14時にやっと手術室へ。しかもしかも、これまでは「麻酔の薬、入れますねー」という言葉とともに意識が飛んでたんですが、今回はそのあと腕を動かされ、足を広げられても意識がなくならず!「あの!麻酔がまだ‥!」と言ったあたりで意識が飛びました。怖かったー!

 

騒いだせいで、いつもより麻酔が多かったのか終わっても朦朧としたまま、1時間ほど睡眠。何度か体温や血圧を測られつつ、3時間後に再度 診察を受けて帰宅しました。病院を出たのは18時だったかな。長かった。。。

 

3度目の妊娠で初めての心拍確認&つわり&母子手帳

2度目の流産手術から7か月後、久々に生理が遅れ体温も下がらない。4週と3日くらいでしたが、フライング検査したらやっぱり妊娠していました。しかも今回は5週目前なのに、なんだかフラフラします。仕事をしていても、人と話していても、ふわふわした感じ。これまでと違うなあと思いつつ、5週目で近所の産婦人科に行き、胎嚢を確認してもらいました。

 

ひとまず安心しつつ、7週目まで緊張の2週間。ただ、これまでは全然つわりがありませんでしたが、今回は5週を過ぎたあたりから食欲が減退し始め、朝と夕食に気持ち悪くなり始めました。

 

朝は、永谷園の梅のお茶漬けかコーンフレークなら食べられたので、ひたすらそのループ。昼はサブウェイのサンドイッチか、ざる蕎麦。夜は、作る元気がなく肉じゃがなどお惣菜を買う毎日。食べると、胃液のような味がして後味が悪いので、毎日帰り道が憂鬱でした。でも、こんなに気持ち悪いのは初めてだから、きっと赤ちゃんは元気なはず!と思い、7週目で病院へ。

 

すると内診台に上がるとすぐ、先生がカーテンを開けてくださり、「心拍も見えますし順調ですね」と初めての心拍確認。そして初めて、母子手帳をもらってきてくださいと言われました。

 

今回も産むならやっぱり成育医療研究センターが良いなと思い予約すると、9週目ですんなり予約ができました。8週目に紹介状を書いてもらいつつ、念のため心拍も見てもらうと、チカチカととっても元気そう!その足で母子手帳をもらいに行き、初めてマタニティマークももらいました。

 

そして、久々の成育。いつもめちゃめちゃ待たされるのですが、今回は待合室に入った途端、名前を呼ばれ座る間もなく内診台へ。ちらっと見えた先生のモニターに、「習慣流産」と書かれており、「2回、流産したから書かれてるんだな、、、」と思いましたが、前日もめちゃめちゃ気持ち悪かったので、安心して内診台に上がりました。

 

すると全然、カーテンが開かない。先生が、「ちょっと見てもらえますか」と、やっとモニターを見せてくださったので見ると、まさかの「心拍が確認できません」とのこと。いくらなんでも信じられず、成育に来るたびに確認できないなんて、なんかおかしいんじゃないのと、「いや、先週まで大丈夫だったんですけど、、、」と言いましたが、「サイズ的には9週と4日なので、もしかしたら昨日までは元気だったのかもしれないですね」と。そう言えば、朝からあんまり気持ち悪くないかもなと、そのタイミングで気付きましたが、あまりにも自覚がなかったので信じられず、入院の日取りや説明をされながら、何にも頭に入ってきませんでした。

不育症検査の結果は‥‥

数週間後、成育医療研究センターへ。結果は異常なしでした。

 

不育症の治療は内容によっては金銭的にも身体的にも負担が大きいので、異常がないのは嬉しいことなんだと思います。でも異常がないということは、2回とも偶発的に起こった染色体異常による流産であるということ。これまで、平凡に生きてきたのに、周りに2回連続で流産した人なんて聞いたことないのに、まさか自分が、数%の確率でしか起こらない連続の流産をするなんてと、信じられませんでした。

 

ですが、原因が特にない以上、またこれまで通り妊活をするしかないとのことだったので、これまで通り妊活を再開。タイミングを見ながら半年ほどが過ぎました。半年過ぎても出来なかったので、今度こそ不妊治療をした方が良いのかなとおもい、明大前のアートクリニックを予約しました。ですが予約後になんとなく、もう1回自然妊娠にチャレンジしたいなと思い、アートクリニックをキャンセル。その矢先に、3度目の妊娠をしました。

胎児の染色体検査を聞きに成育へ

手術から1週間が経ち、術後の経過を見てもらいに成育へ。不育症の検査もしてもらいたかったので、不育科に行きました。

まずは、胎児の染色体検査の結果から。今回は4番目の染色体が1本多い、染色体異常でした。

染色体異常による流産であれば、不育症の検査をしても特に何も分からないかもしれませんと、わりと繰り返し言われましたが、3度目の流産は絶対に避けたかったので、検査を受けることに。

 

生理中に行う検査や高温期に行う検査など、タイミングが決まっているので、予想しつつ予約。

・女性ホルモン検査、甲状腺機能検査

・AMH(抗ミューラー管ホルモン)

・黄体ホルモン、凝固検査(プロテインC抗原/活性、プロテインS抗原/活性、血小板)
・抗体検査(抗核抗体、抗カルジオリピン抗体IgG、抗CL-β2GPI抗体、ループスアンチコアグラント蛇毒法/リン脂質中和法)

・黄体機能検査や、流産に関与する凝固検査ならびに抗リン脂質抗体などの抗体検査

・糖尿病検査

を行いました。

難しい名前の検査ばかりですが、やるのは全て血液検査です。タイミングに合わせて病院へ行き採血するだけでした。

他にも不育症の検査には、子宮の形を見る検査や夫婦の染色体を調べる検査がありますが、私はこれまでの内診などの結果から子宮の形は問題なさそうとのことと、夫婦の染色体についても、今回の胎児の染色体が転座の場合、夫婦の染色体異常が疑われますが私は1本多いトリソミーだったので夫婦の染色体によるものではないだろうから調べなくても良いのではとのことでした。

 

成育医療センターで2度目の手術に

2度目の手術の日は、どうせ入院の初日は待ち時間しかないしと思い、ささやかながら30分遅刻して病院へ。案の定、やることもなく夕方までぼんやり過ごしました。

 

で、再びラミナリア。「激痛っていうほどではないし、体の力を抜いて、さっさと終わらせてもらった方がいいはず!」と、痛くない、痛くないと自分に言い聞かせたのですが、前回の先生より若い先生だったからか、やたらと時間がかかる、、、、。その結果、深呼吸をし過ぎて過呼吸になったのかまさかの内診台の上で気を失ってしまいました。。。

 

何度も名前を呼ばれているのですが普段、仕事では旧姓を使っているため、連呼されても慣れない苗字で気づかず。気が付いた時には、大量の冷や汗をかいていました。幸か不幸か、気を失っている間にラミナリアの処置は終わったようで車椅子でベッドへ。。。

 

出産の痛みからすると、たいしたことないのになあと恥ずかしい気持ちになりつつ、優しい看護婦さんに励まされながら寝ました。

 

翌日を迎え、今回も早まるといいなあと思っていましたが、逆に先生が忙しいなどで午後まで待ちぼうけ。手術は全身麻酔なので、前日夜から食事はできず、飲み物も当日の朝まで。空腹と喉の渇きに耐えながら待ち続けました。午後になってようやく、看護婦さんがバタバタと準備をし始めて手術室へ。

 

前回より心に余裕があるからか、周りを見渡すと無機質な手術室に緊張感が高まってきてしまい、「麻酔が効かなかったらどうしよう」とか「目が覚めなかったらどうしよう」など、余計な不安でいっぱいに。でも、そんな心配をよそに、麻酔の点滴が始まった瞬間から意識がなくなり、気づいたらまた元のベッドに戻されていました。

 

また、わりと早く意識が戻ったので2時間くらい待ちぼうけ。とにかくお腹が空いたので、看護婦さんに「元気です」とアピールし続けて、夕方に退院しました。

 

今回は2回連続だったので、胎児の染色体検査もお願いし、翌週に経過観察とともに、結果を見せてもらうことになりました。