アラフォー妊活日記〜3度の流産を経て出産

都内在住のアラフォー共働き主婦。結婚して1年半で3回流産をしました。2021年2月に4度目の妊娠が発覚。今度こそ、無事に出産できるのか、、、妊娠中の日々を綴ります。

杉ウイメンズクリニックへ 成育とは違う診断結果にびっくり

不育症の検査機関を併設されていて、不育症や着床障害を専門にされている杉ウイメンズクリニックに行ってきました。新横浜まで、自宅からだと1時間半。遠い。。。でも、全国から患者さんがいらっしゃる病院なので、1時間半なんて全然マシな方ですね。

2度目の流産の後、国立成育医療研究センターで不育症の検査はしていて、しかも2度目も3度目も染色体異常だったことが確認できているので、正直なところ 杉ウイメンズクリニックに行っても意味はないのかなあと思ってました。夫婦の染色体異常以外に、染色体異常の原因なんてないだろうし、調べても原因も分からなければ防ぐ対策なんてないんだろうなあと。ただ、3度も繰り返して何もしないのも不安なので、ダメ元で予約。最近、診察のスキームを変えられたとかで、これまでは2〜3か月待ちだったそうですが予約は取れやすくなってます。

病院に着くと、番号を渡されます。これからは院内ではこの番号で呼びますのでとのこと。プライバシー厳守ですね。

少ししたら、助産師さんに個室に案内されました。まずは書いてきた問診票と、前回の妊娠時のエコー、あと成育で受けた検査結果を渡します。細かくこれまでの流産の経緯を質問されたあと、今回の検査結果の中で杉ウイメンズクリニックと重複しているもの、していないものを整理してもらいました。ホテルのコンシェルジュばりの丁寧な対応にびっくり。精神的なケアにも気を配ってらっしゃる様子がひしひしと感じられます。10分ほどでヒアリングが終了し、また待合室へ。数分待ったら診察室に呼ばれました。

診察室では、それらの資料を見ながら再度いくつか質問。成育の結果を見つつ、「成育では、何て言われました?」と言われたので「異常なしでした」と答えると、「うーん。うちの病院だと、血液凝固系の値がギリギリアウトなんだよね、、、」とのこと。

え?

「まずは内診してみましょう」と言われ、「え?私は異常ありだったの?」と気になりつつ、内診台に移動しました。これまでも、内心は何度も受けていますが、めちゃ長い内診。子宮の形だけではなく、子宮の動脈の流れも見てくださるそうで、カーテン越しに見えるモニターには見たことのない画像が映っていました。

内診を終えて席に戻ると、内診を見る限りでは特に問題ないとのことでした。続いて血液検査で調べる検査項目一覧を提示され「成育で使えるデータは使いますが、さっき言った通り血液凝固系の検査結果が気になるのと、うちの方が精度が高いのでやり直します」とのこと。せっかく来たので「お願いします」と伝え、この日の診察は終わりました。トータル1時間くらいかな。3週間ほどで結果が出るので次回の予約をしてから帰りました。ちなみにお支払いは、成育と重複している検査代をのぞいて88000円ほどでした。

血液凝固系で異常があったとしても、その異常と染色体異常に関連性があるのかは分かりません。2度目の流産の後 成育じゃなくて杉ウイメンズクリニックに来ていたら、3度目の流産は防げたのかもしれないけど、防げてなかったのかもしれない。でも、ひとまず今回 来てみて、少しでも対策が分かるかもしれないのであれば、次の妊娠にも自信が持てるのでよかったです。どの病院がベストなのかは、人それぞれですが、気になるならとことん調べた方が良いなと思いました。自分の体は一つしかないし、人生は1回しかないから。